
最後の恋は甘めの味で
第11章 告白
その後に来たメールを見て、返すタイミングこのあとでも良かったとしきりに思った。
現在の時刻、23:30。
「上條くん、飲んでるかーい?」
「はい」
ニコリと愛想笑いをし、適当に接待。
その後に来たメールには場所『IZAKAYA 鈴』。
ローマ字にしただけで店内はオシャレのオの字もない。
悲しくも暁さんときた居酒屋もここだった。
騒がしい酔っ払いどもがそこかしこで喧騒を起こしている。
ハァと思わず漏れる息を一番お偉いさんは聞き逃さなかったらしい。
「なんだい。色男がため息なんて。恋煩いか!」
がっはっは!と豪快に笑いながら俺の背を痛いほど叩くガタいの良いお偉いさん。
現在の時刻、23:30。
「上條くん、飲んでるかーい?」
「はい」
ニコリと愛想笑いをし、適当に接待。
その後に来たメールには場所『IZAKAYA 鈴』。
ローマ字にしただけで店内はオシャレのオの字もない。
悲しくも暁さんときた居酒屋もここだった。
騒がしい酔っ払いどもがそこかしこで喧騒を起こしている。
ハァと思わず漏れる息を一番お偉いさんは聞き逃さなかったらしい。
「なんだい。色男がため息なんて。恋煩いか!」
がっはっは!と豪快に笑いながら俺の背を痛いほど叩くガタいの良いお偉いさん。
