最後の恋は甘めの味で
第41章 あれ?言ってなかったっけ?
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帰ってきた暁さんは案の定放心状態。
一応事情は説明したのだが効果はないどころかなんで私が帰る前にと悪化。
どうしたもんかと悩んでいると、鳴る暁さんの携帯。
それを見るなり顔が明るくなったのを見て相手が祐也くんだと素早く察知。
画面を見ればたちまち機嫌は良くなった。
一体祐也くんは暁さんに何を送ったのか。
考えるのも疲れソファに深く腰掛ければ上機嫌の暁さんは俺の開く股の間に体を滑らせた。
その上機嫌は祐也くんのおかげと思えば少し嫌な気分だったが
滅多にない暁さんのデレ、満喫することにした。
ギュッと後ろから抱けばきゃーとそれはそれは楽しそうに暁さんは騒いだ。
そんな暁さんになぜか非常に文句を言いたくなり口を開く。
「暁さん、俺、息子さんが俳優であることも養子であることも聞いてなかったんですけど.....」
「あれ?言ってなかったっけ?」
あぁ、分かってたさ。
そうなることは。
はぁと今日一番の溜息を吐けば暁さんがこそばそうに体を動かした。
そんな暁さんを愛しいと思う俺は
きっとこの先も暁さんに振り回されるんだろう。
☆完☆
帰ってきた暁さんは案の定放心状態。
一応事情は説明したのだが効果はないどころかなんで私が帰る前にと悪化。
どうしたもんかと悩んでいると、鳴る暁さんの携帯。
それを見るなり顔が明るくなったのを見て相手が祐也くんだと素早く察知。
画面を見ればたちまち機嫌は良くなった。
一体祐也くんは暁さんに何を送ったのか。
考えるのも疲れソファに深く腰掛ければ上機嫌の暁さんは俺の開く股の間に体を滑らせた。
その上機嫌は祐也くんのおかげと思えば少し嫌な気分だったが
滅多にない暁さんのデレ、満喫することにした。
ギュッと後ろから抱けばきゃーとそれはそれは楽しそうに暁さんは騒いだ。
そんな暁さんになぜか非常に文句を言いたくなり口を開く。
「暁さん、俺、息子さんが俳優であることも養子であることも聞いてなかったんですけど.....」
「あれ?言ってなかったっけ?」
あぁ、分かってたさ。
そうなることは。
はぁと今日一番の溜息を吐けば暁さんがこそばそうに体を動かした。
そんな暁さんを愛しいと思う俺は
きっとこの先も暁さんに振り回されるんだろう。
☆完☆