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最後の恋は甘めの味で

第13章 認めてはいけない



足を急いで女子トイレに向かわせる。


熱くなっていく身体を押さえ、個室のトイレに入る。


「ハァ......ハァ......」


息が上がり、顔が火照るのが分かった。



どうして.....

ただ笑顔を見ただけじゃない



自分に言い聞かせるのに、身体は反比例してどんどん熱を帯びていく。


それとともに思い出す上條くんの顔。


思い出されるのは今回の笑顔だけじゃなかった。


呆れた顔、怒った顔、困った顔......


それらは全て私の身体をより興奮させた。

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