テキストサイズ

最後の恋は甘めの味で

第13章 認めてはいけない

感づいた様に上條くんが聞いてくる。


『どうしたんですか?俺に何かしてほしいことがあるんですか?』



また......聞くの.....?



震える唇。


私は下唇を噛み締める。


ダメだと言うように上條くんが優しく唇に触れてきた。



どうして、そんなに優しく触れるの....



震える唇は徐々に開き....



あぁ.......もう、ダメ



「もっと......もっと奥までぇ....」


自分の欲求を吐き出した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ