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ﾋﾟｰｰｰｰｰｰｰ



そんな音が耳元で鳴り響く。


心肺停止。


俺の心臓お疲れ様でした。


敬礼をし心臓にさようならをするところを力強い手によって阻止される。


見れば俺の背を目いっぱいの力で叩き、片手で口元を覆っている涙目の涼がいた。



涙目って.....お前なぁ......



お陰でこちらまで涙腺が緩みそうになる。


そんな俺らに容赦をしてくれない暁さんは畳み掛けるように言葉を発する。


『らっれぇ......あいる、かっこりい。ひろのころ、よるみれるり、いりめ！きるいれるれらろ！』

『あ、やっぱイジメ止めたの上條くんなのね』

『うれりらっら。こくらるも、ほんろうはうれりらっら。もうれ.......あいりれるのろ！』


呂律は回っていなくて言ってることは支離滅裂だけど、はっきり分かる言葉。