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最後の恋は甘めの味で

第28章 生意気部下






目を覚ましてすぐ、隣に人の体温を感じそちらに目を向ければ


紛うことなき私の愛しい人。


上條くんーーーーー改め、真也の顔が見えた。


すやすやと心地よさそうに寝ている頬をつんつんとつつけば長い睫毛が微かに揺れた。


起きるかと思ったけど、本当にぐっすり寝ているらしい。


真也は薄目すら開けなかった。


「.......真也....」


声に出し、気持ち悪くうねうねと体を動かす。










思い出すは昨日のこと。









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