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最後の恋は甘めの味で

第28章 生意気部下

最中はあんなに強気かつ名前もさんを抜いてたことが多かったのに


なんで終わった今こんなによそよそしいのだろう。


それに私だけ真也呼びを強要されるのも腑に落ちない。


私だって暁って呼ばれたい。


返答を待ってうずうずしているとそれはそれは小さい声で








「.......だって、なんか、恥ずかしいんですもん」








なんて言葉が返ってきた。


ばたんと戸を閉めバスルームに消えて行った真也。


私の顔の熱が一気に上昇。


「っ.......ぅ....」


さっきまで生意気だったくせに.......なんなんだその理由は.....











「......ずるいぞ......この野郎......」









声に出すも


生意気で可愛い部下は私の彼氏


その事実は私を喜ばせ、私は緩む口元を抑えられなかったのだった。




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