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最後の恋は甘めの味で

第36章 どうして.....?




それからは昨日と同じ様にことが進んだ。


美味しい朝食を食べてコーヒーを飲んで。


私は歩きで真也は車で。


真也も私もいつも通り。


あの一件はまるでなかったかのように。


家を出る時、真也が追ってきて忘れ物と称しキスをしてきた。


珍しいと思ったけれど甘い雰囲気に飲まれる馬鹿な私。


真也も甘い笑顔を私に向けてくれたから私はまたも勝手に


昨日のことは真也の中でもなかったことになっていると決め付けたのだ。

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