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男子寮

第11章 水樹×楓哉 想い



水樹side


どうしよう…。
嬉しいけど、こんな偶然ってあるのか?

イタズラだったら?
楓哉の罰ゲームだったり?

どうしよう。

こんなとき、椿先輩ならなんて言うのかな?

ってか、これはラッキーなのか?

いや、最悪なのか?


受けるべきか?
断るべきか?




「あ…あ、うん!」



うん、じゃなくて!



「楓哉…。俺でいいの?」


体中が熱くなる。
恥ずかしさで死んでしまいそう。

「水樹じゃなきゃ嫌だ!」



今の楓哉の顔に、嘘をついてる要素はない。

信じてみても、いいのか?



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