男子寮
第17章 利央 快斗 悪夢
結局…、挿入はしないもののお互いしゃぶり合うことになり、俺の体力はつきたのだった。
一方、快斗を家に残し、一人学校へと向かった利央は。
「こるぁ!俺様の授業で寝るとは、殺されたいってことだよなぁ?あー?利央くーん?」
「うるせぇ、人の睡眠妨害してんじゃねぇよ!」
「殺す」
「上等だ牧原」
このように、数学科の牧原先生との乱闘を繰り広げていた。
「いつもならここで、快斗が、『授業中ですよ、お二人とも授業に専念してください。』って、言うのになー」
「そうそう、なんで今日いないんだろ~?」
「さぁ?生徒会の仕事じゃねぇ?」
終わりのない乱闘を横に、クラスの人は呆れながら、横目で見ていた。そして、いつも仲裁役の快斗がいないことを不思議に思っていたのだった。