男子寮
第18章 快斗×利央 醜い感情
どうしよう、明らかに不自然だろあれは…。
授業に出る気にもならないし、このままここで時間を潰すか…。
――――コンコン
俺が時間を潰そうと、ソファーに寝転がったとき、生徒会室のドアがなった。
「はい、開いてますよ」
「よ、何してるの?」
「西崎先生…。」
そこに現れたのは、適当さだけはNo.1で有名な西崎 信吾 だった。
「サボりか~?生徒会が?」
「うるさいですね、」
「ちぇっ、構えよな~」
「あなたは何しに来たんですか?」
「サ・ボ・り♪」
「最低ですね」
この人は、俺が猫かぶりだと知っている先生だ。
「敬語やめな~い?」
「嫌です、いつ誰が来るかわからないですから。」
「そうっすか…(笑)」