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秘密の時間は私のもの

第13章 小さな変化

でも、確かに行為中に考え事とは颯太に失礼かもしれない。


肝に銘じ、頭を切り替え


颯太を気持ち良くさせることに集中する。



そうだな

今日はちょっと趣旨を変えて



ぴたりと腰の動きを止め、颯太の耳元に口を近付ける。


その時に見えた滝波の


こいつ、人の話聞いてんのか?


みたいな顔は無視し、颯太の耳にふっと息を吹きかければ


ぶるっと颯太が身震いしたのが分かった。



「なに?耳、気持ちいいのか?」



そのまま話しかければ颯太はひぁっと高い声を上げた。


颯太の身体は相当敏感になっているらしい。


考え事をしていて気付かなかったが


ブツの濡れ具合と中の締り具合からして1回イったのかもしれない。



「1回じゃ、ないよ.....」



俺の考えを読むように颯太は肩で息をしながら言葉を吐いた。



「そうですよ。颯太くん少なくとも既に3,4回イってますよ。中もその度にかなり締まったでしょうに。まだイかないなんて.....可哀想に」



次いでそう告げた滝波。

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