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秘密の時間は私のもの

第1章 秘密の時間

下を見れば見えるは白い背中。


そこに滴る雫は俺の汗で。


そこで自分がぐっしょり汗だらけなことに気付く。


颯太も見ればクセっ毛の黒髪から汗が滴り落ちている。


バックでの情事。


お互い、いいとこに当たるのはいいとして思った以上に体力を奪うらしい。


動きを止め、額の汗を拭う。



「はぁはぁはぁ......」



颯太もがくがく震える足の膝に手を置き、息を整えているようで。


肩を上下に揺らすその姿になぜかむらっとくる俺。


ぱんっ!!


と力抜けてる颯太の体に激しく腰を打ち付けた。



「ひぐ?!」



いきなりのそれに、握っていた颯太のモノは脈打ち、呆気なく白濁を放つ。


ぽたぽたと俺の手に収まりきらなかったそれが床に落ちる。


そのまま颯太の体は力尽きるように崩れ落ちる。


その拍子に俺のそれがちゅぽんと音を立て颯太の中から出された。

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