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秘密の時間は私のもの

第6章 あの時、この時の私

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はぁはぁ.......


ぱんぱんぱんっぱんぱんぱん



「んぁ、あぁ、んくっ」



目の前で繰り広げられる男同士の情事。


腰を打ち付ける度に荒くなっていく息遣いや


肌どうしが触れ合う音。


快感からか、漏れる喘ぎ声にしても


やはり、数メートル離れてるのと


間近で見るのとでは書けるものも描けるものも違ってくる。


目に入ってくる風景


耳に伝わる音


どれもが全てこんなにも生々しくなるのだから


私の筆も乗るってものだ。


そもそもこんな間近で見られるなんてこと


あの当時の私は思ってもいなかった。























だって彼らを見付けたのは本当に偶然なのだから















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