俺の弟はホモなのか?
第24章 ★新章★俺の弟は…俺のバージンを狙っているのか?
「モテたよ!そりゃ〜…沢山」
あっそ!!やっぱりか!!
「やっぱり、活躍してれば…モテるんですね〜!聞いた俺が、バカだったよ!!」
俺は、食卓の食器をキッチンに片付けながらミチルをシラケた目で流す――――…
飯は、ミチルが作るから…食器を片付けるのは俺が率先してやっていた―――…
俺は、ミチルに背を向けて…食器を洗い始めた…
「ん〜〜〜〜?兄貴〜…嫉妬した?」
ガチャガチャ…と、スポンジに沢山の泡を立て…
食器の汚れを落とす…
「はぁ?嫉妬?!するか!!
ど〜みても…お前はモテモテだったじゃないか!!聞くまでもなかったよ!!」
ふん!兄貴を差し置いて!!中学時代から薔薇色人生じゃないか!!
「ん〜〜〜…つまんね〜の…嫉妬しろよ〜」
「おっ!おい!危ね〜な!」
不意に、後ろから抱きつかれ!!
危なく、食器を落としそうになる!!
「ミチル〜食器洗ってんだから!危ないだろ?」
後ろから抱きつき…甘える仕草をする―――――…