俺の弟はホモなのか?
第29章 ★新章★俺の弟は体力が有り余っているのか?
――――――――――…
「兄貴―――…兄貴ってば!」
「んっ――――…」
ミチルの声がして…
目を開ける――――――…
すでに…目隠しは外されていて…
視界にミチルを捕らえる――…
少し…寝ていたのか…ダルさと共に眠気が襲ってくる…
「ベッド……べちゃべちゃ…だよ…
シーツとか…かけ布団とか…洗濯しないとだめかも…
兄貴…大丈夫?動ける?」
あ゛〜〜〜〜…っと…手探りでベッドの表面を触ると…濡れているのがわかる…
氷だ…氷プレイでこの大惨事…
「う…ん…大丈夫…洗濯早くしちゃわないと…」
俺はベッドから…ゴロンと…床に落ちた…
だるい――――…やり過ぎた…
俺がタオルケット一枚体に巻き付け…
床でウダウダしていると…
てきぱきと…ベッドを片付けるミチルの姿が見える――…
完璧マックスミチル君…
君は…タフなんですか?
腰とか…ダルくないの?
俺は…芋虫のように…床に止まる…
すると…
洗濯機を回したミチルが戻ってきた…