俺の弟はホモなのか?
第30章 ★新章★僕の兄貴はデートに食いつくのか!?
「デート…?あぁ…そうだなぁ…
山岸は?
デートしたことある?」
「ブ―――――――〜〜!!」
答えやリアクションは解ってはいたが…
ポテトを吹き出すくらい動揺しなくても――――…
「うゎあ!山岸!汚ね〜な!ポテト飛んできたぞ!!」
「バッばばばば…バカな事を聞くな!!」
「そ〜だよ!杉浦…こいつがデートとか…有るわけないだろ?」
「なっ!!照井君っ失敬だなぁ!」
山岸は、照井の発言に顔を赤くして反論してはいるが…
友達もいない山岸が…デートって…
ないだろ―――――…
「じゃぁ!有るのかよ!!
デート!」
「う゛ぐ…ぅ―――…
無いよ―――――――…」
「「やっぱり…」」
あ…照井とハモった…
デートかぁ…
テストも終わったし…
今度の休み―――――…
兄貴と何処かに行くのもいいなぁ…
俺は、やんややんやと騒ぐ二人を横目に…
休日の休みをどお過ごすか…
思案しはじめた―――…
兄貴とデート!!ワクワクしてきた…