俺の弟はホモなのか?
第30章 ★新章★僕の兄貴はデートに食いつくのか!?
――――――――――…
「なぁ…兄貴…今度の週末…
デートしようか?」
「――――――…へ?」
“へ?”って……
リアクション薄いなぁ…
「だ〜から、デート」
「いやいや…聞こえてたから…
な…何故に…デート?」
俺は、夕飯の食器を片付けながら兄貴のキョトン顔をみる…
「同棲もしてる、sexもしている――――…のに、俺達カップルは、デートをしたことが……実はない!って…思ってさ」
「はあ〜〜〜〜〜〜〜!!!
ば…バカな事を言うなよ!!
同棲?!…カップル!?おいおい…
俺達…兄弟なんだから!!デートとか、変だろ!?」
慌てふためく兄貴は…自分の食器をキッチンに運び…
照れるように…スポンジに洗剤をつける―――――…