俺の弟はホモなのか?
第9章 俺の弟は反抗期なのか?
「あ〜…にぃにに借りたマンガの続き見てた――…」
ミチルは、俺のベッドにうつ伏せになり…マンガを読んでいる!
「はぁ〜?だったら全巻貸すから!部屋から出ていけよ!」
俺は、小さなテーブルにお菓子やジュースを置いた――…
「はぁ?にぃに!それ、食べるの?」
ミチルは、俺のおやつを見て…“ゲ〜”って顔をした…
「別にいいじゃん!
あっ!つーか、ミチル!母さんが、ご飯食わないミチルを心配してたぞ!?
“何かあったの?”って、聞かれたし!」
ミチルは、はぁ〜っとため息を吐くと…
「だって――――…」
と、バツの悪そうな顔をした!
「そりゃ〜…“マズイ”って面と向かって言えないからこその、抵抗なんだと思うが……母さんに心配かけちゃぁ…だめだろ?」
俺は、ポテチの袋を開け!一枚口に入れる!!
「じゃぁ!にぃにが食べないでよ!!」
「何でだよ!」
ミチルは、む〜っとほっぺを膨らます…
ありゃりゃ〜…可愛いお顔は…ほっぺたを風船にしても…
かわゆすなぁ〜……デヘヘ…
おっと!流されるところだった!