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Calling Fall

第4章 S






ノイズもきこえない









私の声が



枯れる









「知ってーたよ
この感情も
この体温もー……」











いつかのその時まで





わたしは歌う












少年がふと顔をあげる



ビルのモニターには真剣な表情

そして人を魅了する歌声がきこえた





人々が行き交う信号

雑音の中で




彼はきいていた








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