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えっち短編集。

第7章 ブラコンですがなにか!!

ー放課後ー

「ばいばーい月!」

「うん!ばいばい!」


あたしは今日は早く帰るからと言い、親友の月と教室でわかれた。

いつもなら、一緒に帰るが…今日だけは違う!!!!!

今日だけは…!!!

あー楽しみー///えへへ///


恋の横を通り過ぎる人達は恋に目を向ける。ニヤニヤとしている恋に……。



るんるんで家までの道を帰る。


ガチャ。
「たっだいまーーー!って、誰もいないかーてへっ←」

そのまま2階へ上がり、自分の部屋を開け、荷物を放り投げる。

「では、失礼いたします!」


ガチャ。

扉を開けると殺風景な部屋が広がっていた。本棚、机、ベッド。いたってシンプルなのだが、なぜかオシャレに見える。

「さーてと、思春期の男の子の部屋だし!何かしらはあるだろー」


まず恋はありきたりな、枕下をみた。

「ちっ!ない…」

次に机の引き出しを開け、奥に手を伸ばして見るが…

「ない……!残るは本棚かぁー」

本棚を一通り見るが、参考書や単行本しか見当たらない。

「全くーどこよ!」

ふと、恋は気がついた。

本棚の本の後ろになにかがチラッと出ていた。

「おっ!?お?お?お?」

本1.2冊出し、それを手に取る。

「発見!!!ビンゴー!ビンゴー!」

騒ぐ恋。

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