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黒の青空

第7章 5

「ぁっ…あっ……んっ…ふ、ぁ…ふぅ…にゃっ、ぁぅっ…っ…」
「はぁ…っはぁ…っ気持ちぃ…?」


今理緒の下にモノを擦りつけてる

今日は初めて

直で

素股ってやつ

俺も理緒もしたことなかったけど

今日は理緒がめっちゃ求めてくるからしてみることにした

思いのほか気持ちくて

理緒はいつもとちゃう反応するしで俺もちょっと頭がくらっとしてる

このまま挿れたいけどそこは我慢…

やっぱ俺の理緒になってるとしても…やから…

いやらしい水音が絶えず聞こえてお互いを興奮させる

夜で暗いのもあるし(怪しまれないようにテレビだけはつけているけど)


「…洋…っ…」
「ん…っ?」
「…洋…んっ…はぁっ…」
「…はっ…ぁっ…理緒っ…」


やば…イきそう


「んっ…はぁっ…はぁっ…ぁっ…っ…はぁっ、ぁ…イきそう…」


理緒がそう小さい声で言った

理緒がイく…?

それ初めてなんちゃうん…?


「…理緒…イきたい…っ?」


俺は理緒に擦りつけながら聞いた

いっそう理緒が濡れてることにこのとき気づいた


「…イきたい…っ…洋…よ、ぅ…ぁっぁっあっ…や、気持ちぃ…っ……イく…っイく…」
「はぁっ…はぁっ…はっ…はっ、ぁっ…っ俺もっ…イく…あっ…イくっイくっ…」


腰のスピードは自然と速くなって

先っぽも理緒の入り口に擦りつけるようにしていた

お互いがその感覚に果てた

声を必死に抑えて理緒を抱きしめた

理緒も声を抑えて抱きしめる俺を抱きしめた

お腹のあたりにドロドロしたものが流れこんでくる









体を離すと白濁の液体がべとーっとついてきた

勢いがよかったのか、胸元にまで…

理緒を見ると同じで…何かえろい…


「…理緒もイった…?」
「………」


黙って口に手の甲を押し当てる理緒

いつでも恥じらう理緒がたまらなくかわいい

また硬くなりそう…


「体拭こ?明日風呂に入ろな」


明日は親が午前中だけ仕事


「べとべと…」
「朝まで我慢」






つけておいたテレビをみる

夜のニュース

今日は北のいくつかの地方で雪

薬物が原因となった殺人事件

最新の物騒なものばかりが流れて

理緒のことは流れなかった







「……忘れられたんかなぁ…」


寝る直前、理緒が呟いた

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