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特別刑務所(仮)

第20章 現在。

「別に許してもらいたかったわけじゃない、俺のしてきたことを肯定してほしかったわけじゃない、ただあの日俺がしたことは無駄じゃなかったって、家族が笑って迎えてくれたらって」
「うん。俺九条の心救えるかわからないし、瀬川みたいになれないかもしれないけど、それでも九条のこといつだって出迎えるし、ずっと側に入るからだから、だからね?」

何を言えば癒してあげられるんだろう。
人を殺したことを本気で後悔する九条に
何も考えず人殺しをしてた俺は
何をしてあげられるんだろ?


「瑠依。」
「んっ、ふ」

いきなりキスをされる。

「瑠依、るい。」
「九条、んっ。ん、
俺がしてあげる。」

下に降り九条のものを口に含みながら自分のを解していく。

「ん、も、るい」
「うん。」

ゆっくりと九条のものを埋めていく。

「ん、あっ、」
「・・・っきつ」

腰を落としきる。
少しその状態で抱き締めあい、九条の涙を舐めとる。

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