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特別刑務所(仮)

第34章 実験。

「よし。駒場さんに診察してもらおう。今日は仕事終わり!」
「はっ?ちょ、やだよ!誰にも見られたくない」
「・・・練。我が儘言うの?」


俺のその言葉におとなしくなる。
んー。かわいい。

「練良い子だね。さぁ、いくよ」


俺は練の手をひき残りの仕事を部下に頼み駒場さんの病院へ向かった。
その間練は俺の影に隠れるようにぴったりとくっつく。


「胸があたるね。柔らかい」
「うるさい!」


そんなやり取りをしながら駒場さんのところにつく。
病院と言うか診療所のような作りのそこは駒場さんの人柄だろう。とてつもなく混んでいる。
仕方ないかと受付だけ済ませ携帯で呼び出してもらうことにししばらく別の場所で時間を潰した。

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