特別刑務所(仮)
第35章 ハッピーバレンタイン
「気を失うなよ・・・」
髪の毛さらさらだな。
頭を撫でながらそんなことを思う。
「たく。俺が薬に弱かったらどうするんだよ。
お互い死ぬぐらいやるところだったぞ?」
完全に眠りについた瑠依に話しかけながら苦笑する。
そんなときだった。
ケータイに着信が入る。
ディスプレーに表示された木下の文字を見て一瞬出るのを躊躇ったがあまりに長いコールに仕方なく出る。
「もしもし?」
「あ、はじめちゃん?聞いてよ!練がね俺のために指輪を作ってくれたんだよ!そのあとにね、練から珍しく誘ってくれたし、あ、今もねしてる最中なんだけど上目使いで一生懸命舐めてくれるの。
もーかわいくてさ。」
「・・・・・・終わったか?きるぞ?」
「ちょ、え?何?もしかしてなにもなかった感じ?」
「あ?もー、ラブラブだよ。」
「なーんだ。元ちゃん嬉しそうだっはぁー、ん。練、そこ・・・ん、あっ」
たく、お前のあえぎ聞いても燃えねーよ。たく。
甘い声が何度も耳にはいるので煩わしくなり電話を切った。
髪の毛さらさらだな。
頭を撫でながらそんなことを思う。
「たく。俺が薬に弱かったらどうするんだよ。
お互い死ぬぐらいやるところだったぞ?」
完全に眠りについた瑠依に話しかけながら苦笑する。
そんなときだった。
ケータイに着信が入る。
ディスプレーに表示された木下の文字を見て一瞬出るのを躊躇ったがあまりに長いコールに仕方なく出る。
「もしもし?」
「あ、はじめちゃん?聞いてよ!練がね俺のために指輪を作ってくれたんだよ!そのあとにね、練から珍しく誘ってくれたし、あ、今もねしてる最中なんだけど上目使いで一生懸命舐めてくれるの。
もーかわいくてさ。」
「・・・・・・終わったか?きるぞ?」
「ちょ、え?何?もしかしてなにもなかった感じ?」
「あ?もー、ラブラブだよ。」
「なーんだ。元ちゃん嬉しそうだっはぁー、ん。練、そこ・・・ん、あっ」
たく、お前のあえぎ聞いても燃えねーよ。たく。
甘い声が何度も耳にはいるので煩わしくなり電話を切った。