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特別刑務所(仮)

第38章 希沙の日常

朝目を覚ますのは10時も過ぎた頃。
もちろんベッドはもぬけの殻。
そこにいたであろう場所に顔を埋め匂いに癒される。



「ふぁーあ、眠い」


もそもそとベッドから降り、リビングに向かう。
机の上にはホットケーキとサラダ、ジュースが置かれその横には置き手紙。



「んーと。希沙へ、仕事に行ってきます。何かあれば連絡してね・・・か。
今日はどうしようかなー?」



職場にいくかいかないか悩みながらホットケーキを口に詰め込む。

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