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特別刑務所(仮)

第41章 反撃の練

「章?」

「はぁー、はぁー、ばか・・・考えなしに突っ込みすぎ」

「?」

「気持ち悪い・・・」



章はどうにか起き上がろうと自由の効かない体を動かす。
その度にガチャガチャと枷は音をたてた。


「練、外して・・・まじで・・・吐きそう・・・だ」


いつもの雰囲気じゃないのを察し
これは本気でやばいやつだと慌てて章から枷を外す。
ゆっくりと起き上がり体を丸め息をする。



「章尭?大丈夫?」

「ん。」



しゃべるのも辛いのかなにも話さない。



「どうしよう・・・」



とりあえず体に毛布をかけ駒場さんのところへ向かった。

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