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特別刑務所(仮)

第8章 狩野。

「とまー、こんなところかな。」

俺は思っていた以上だったことに言葉を失った。
そして過る不安。
自分もされる可能性。

「ま、九条さんはそう言う感じじゃないと思うけど・・・」
「そ、そうかな。」

怖い。
家帰りたくない。

「瑠依。買いものいくぞ。」
「九条!?」
「遅いから迎えに来てやったんだ。早くしろ。」

俺は慌てて支度をしと言っても九条に借りた上着を着るだけ。
みんなに別れを言い九条についていく。

「駒。世話になったな。」
「別に。瑠依君。またおいで。」
「はい!」

駒場は手を降り俺たちを見送っていた。

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