ミルクチョコレート
第3章 正しい鏡の使い方
「ほら、自分の顔見てみろよ」
彼は私の顎を掴み、私の顔に視線を向けさせる。
「こんなにエロい顔して」
「あっ…はぁっ…」
頬を赤らめ、目を潤ませながら淫らに喘ぐ自分の姿。
(やだ、見たくない…)
私は見ていられなくなって、顔を横に向けた。
「おい、誰がもう見なくていいなんて言った?
ちゃんと見てろよ、自分の淫らな姿を」
彼は私の下着を横にずらし、
指で直接秘部を、クチュクチュと音を立てながら弄りはじめた。
「ああぁっ、いやぁ…」
「嫌なわけないだろう。
ほら、自分の顔を見て確かめてみろよ。
悦んでいるくせに」
彼は無理やり私の顔を鏡の方へ向かせる。
「嫌です…っ、見たくないです…」
「俺はお前の上司だ。
お前に拒否権などない」
「ああぁっ!」
彼は私のより敏感な部分を指で弄ぶ。
「これは邪魔だな…」
ついに私は鏡の前で、全裸になった。