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片思い

第4章 距離を縮めたい。

「ハァ…ハァ…」

教室についた頃には汗だくだった。

(は、恥ずかしいよぉ…////)

机にかおを突っ伏してうなだれていた。
(朝から…かっこよかったな…////)

ガラガラ
富岡君が入ってきた。
(な////なんか…気まずい…////)

ちらっ
富岡君の方を見た。


あれ…?
いつもの無表情…。

なんだ…
こんなに意識してるのは私だけか…

そう思うと少し涙がててきた。

やっぱり、頑張ったって意味ないんじゃないかな…?
いくら私があなたのことを強く思ったって
あなたには届かないんじゃないかな…。

見てるだけの私が勇気をだしたところで
未来はなにも変わらない…。

意味…ないよぉ…(涙)

「零ー」
やば!芽衣だ!

急いで涙をぬぐう。

「ど、どーした?」

「駅前に新しいカフェができたんだって!
今日の放課後行こーよ♪」

はっきり言うと今はそんな気分ではないが
芽衣が悪い訳ではない…。

「じゃ、じゃあ行こうか…な…」

「決まりー♪(*^^*)」

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