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片思い

第4章 距離を縮めたい。

~放課後~

あれから富岡君とは話せていない。
富岡君とは目も合わない。

やっぱりね…。

急いで家に帰り芽衣の待っているカフェへ
向かった。



すごくおしゃれなカフェだ。
クリーム色を基準とされていて
店内は明るく可愛い置物がたくさんある。

芽衣は一番奥の席で座っていた。
芽衣の家の方が駅に近い。

「おまたせぇー♪」

「さぁ!零はなに食べる♪?」

メニューには美味しそうなものがたくさんあった。

「ジャンボパフェにする?(笑)」
芽衣は笑いながら言った。

ジャンボパフェ
それは名前の通りすごく大きなパフェだ。
30センチ以上ある。

「これ、食べる人いるのぉ?(笑)」

「メニューにあるってことは食べる人が
いるんだよw」

「そんな人見てみたいよ(笑)♪
私はガトーショコラにする!」

「じゃーうちもそれにする♪」

そして2人でたわいもない会話をしていた。
いつも通りだった。

ここまでは…。


芽衣が急に話さなくなった。
こっちを見ている。

「どーした?」

「零さーうちに隠し事してるでしょー?」


ギクッ(;゜゜)

「最近の零は話しかけても上の空だし
なんか変だと思ってたんだぁよねw」

やっぱ芽衣にはバレちゃうか…(笑)
よし、このさいだから話そ。

「あ、あのね…、じつわね…。」
「えーとぉ…」

(こう言うこと話したことないから
緊張してなにから話したらいいか
わかんない…(;>_<;))

「ゆっくりでいいよ。」

芽衣は優しい。
いつも私のこと理解してくれている。
緊張がほどけた。

なんで私もっと早く相談しなかったんだろう(涙)ウル

「あのね、私ね好きな人ができたみたい…」

芽衣は目を丸くしている。

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