片思い
第10章 固想い
家に帰ってすぐに部屋にいく。
今日は家にだれもいない。
「誰もいなくてよかった…」
目が腫れて食欲もない。
もぅ何もかもいや。
死んでしまいたい。
富岡くんに好かれないのなら
なんの意味もない。
学校にいても辛いだけ。
こんなこと言ってもどうしょうもない。
かんがえるのも辛い。
「っふ…うぇ…ひっく…」
でもね、声にだせてよかった。
この恋は伝えられないって思ってた。
でも言えた。
私、あなたに好きって言えた。
切ないけど…よかった。
私、後悔してないよ。
なにもしないよりはましだよね…
まし…だよね…?
わたし…後悔してない…?
もぅ何もかもわかんないよぉ!!!
本当の…本当の本音は…
後悔してる!!
このままさよならなんてできるわけ
ないじゃん…。
「私…これで諦められるの…?」
なんでこんなにあなたのこと
すきになったのかわからない。
でもね、これだけはわかる。
もぅ、これ以上あなた以上に好きになれる人なんていないんだよ。
梨花に…
負けちゃった…
「富岡くん…まだ…どうしようもなく
あなたが好き…」
でも諦めるね…。
諦めて前に進まなきゃだもんね…