テキストサイズ

モデルと美男子

第4章 過去

翌日

あー、すごい楽しみだなぁ。
先輩を一人占めできるんだ。
はやく行かないと間に合わなくなっちゃう。

…プルルルルルップルルルルルッ…

「なんでこーゆーときに…」
ガチャ

「もしもし、長谷川ですが…」

『あっ!悠里君!?優斗の母です。大変なの!!』
慌ただしいな…何かあったのか?
「どうしたんですか?」

『…あのね、落ち着いて聞いてほしいんだけど…
優斗が、車に…ひかれたの…でも、息はしてる…でも意識が…

ゴトッ

『悠里君?悠里君!?』

ーユウトガ、クルマニヒカレタノー
…??何をいってるんだ?
何を言ってるんだよ!
先輩がそんなことになるわけ…ない…

「嫌だ!イヤだイヤだイヤだ!」
こんな事をしている場合じゃない…はやく先輩の所に行かないと!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ