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狼女と吸血鬼男

第2章 ♣︎深い深い森の奥に…♧

ハッ––––––––––––

「っハァッハァッハァッ…––––ッ」
夢を見た
変な夢

何故…?
目から水が溢れてくる

「……ここは……どこだ…?」

僕は周りを見渡す
僕はそっと起き上がった。

「–––––––––ッ!.イタッ…」
僕は脇腹の痛みを誤魔化すように下唇をかみしめた


「–––––それより…どこナノ…うぅ…」
クン……
嗅ぎ覚えの無い匂い。
僕は鼻がよく聞く、元は

––––––––––––––狼だから––––––––––––

群とはぐれて、気がついたら人間になってた。

群を探すために旅に出た

狼に戻れるかも分からなかった

何も食べなかったからか倒れた

意識を失う前に見たのは––––––––––––––

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