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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第10章 貸付って何ですか?

え…?

今、ミヤビちゃん…何て言った!?

聞き返そうとしたその時。

バキン!!と鈍い音をたてて、ドアが破られた。

ドアの向こうには…やっぱりアイツがいる。

「ミヤビちゃん、下がって」

「…何するの?」

「俺がアイツを引き付けるから。その間に逃げて」

ミヤビちゃんが俺の腕を掴む。

「何で?」

「…理由なんてない!!俺が助けたいだけだ!!」

ミヤビちゃんの目が見開かれた。

ミヤビちゃんの手を払うと、部屋の片隅にあった鉄パイプを拾い上げる。

「ぅっしゃあぁっ!!」

気合いの雄叫びをあげると、殺人鬼に向かっていった!!

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