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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第10章 貸付って何ですか?

俺の誘いに、ミヤビちゃんは首を振った。

「無理。ここの窓ははめ殺しで開かないの」

ガチッ、ガチッと、ドアノブを回す音がする。

ドアの向こうにアイツがいるんだ!!

早くしないと、ドアを壊されちまう!!

「開かないなら、壊して開ければ」

「ん~。でもね、この部屋五階なんだよね。しかも、窓の下は足場無しだよ」

ガツン!!ガタン!!

ドアに体当たりでもしているのか!?

ドア自体が軋む音が響いてる。

「じゃあ逃げ場無しかよ!?」

「そうね」

焦る俺を尻目に、ミヤビちゃんはドアに向き直った。

「そういう部屋を作ったんだから」

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