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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第11章 それが理由かよ!?

次の日、教室で。

「池端、聞きたいことがあるんだ」

「何だ?」

席についたまま、眼鏡のズレを直しながら聞いてきた。

「お前の家の側に、ミヤビちゃんって女の子、いないか!?」

俺が夢に入れる距離は相変わらず狭い。

だから今でも、池端の家の近くまで自転車を走らせている。

だから、池端の近所にミヤビちゃんは住んでいるのに違いないんだ。

確信持って聞いたのに

「そんな名前の子は知らない」

冷たい返事が返ってきた。

「そんなわけないだろ!?」

「知らないものは知らないとしか言えない」

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