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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第12章 ダグラス=ウィンストン

「私との契約、忘れた訳じゃないでしょう!?」

忘れちゃいないさ。

こんなに思い通りの夢が見れるんだから。

「次は巧くやるさ」

ラーラは怒りを収めると、眉を下げた。

「…あまり効率が悪ければ、他の人にチェンジするわよ!?」

「大丈夫。任せておけよ」

立ち上がって、ラーラの髪を撫でる。

鮮やかな緋色の髪。

こいつは『悪魔』なんだと、この色を見ると再確認する。

迸る鮮血のような、魅惑的な色彩―。

「ダグラス?」

ラーラの声に、はっと我にかえる。

「頭働かねぇ。シャワー浴びるわ」

笑みを浮かべると、ラーラの頬にキスを落とした。

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