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「自殺…？」

「彼のプライドが、それを許せなかったんでしょうね」

ラーラが寂しげな声で話した。

「夢の中でレイプすることで抑圧していた欲望が、夢を見れなくなったことで具現化した」

「抑えきれなかった…って事？」

でもそんなのは人間なら誰でも持ってるもので…

それを自制してるから、生活できるんだと思うんだけど。

「ダグラスだって、夢の中で思いの通りにレイプできる感覚を養わなければ自制出来たかもね」

そして、諦めに似た笑いを浮かべた。

「つまりは、私のせい。私のせいで、ダグラスは法を犯した」

「そんなのは、本人の問題だ!!」

「首を吊るときに、私の名前を呼んだのよ？」

ラーラは目を閉じた。

多分…俺が何を言っても、ラーラの中のダグラスは消えないんだろうな…。

何か…ダグラス、お前、ズルいぞ!!