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俺が雅子ちゃんの中で果てた時。

雅子ちゃんも同時にイッたみたいで。

周りを漂っていたエナジーが、空中に吸い込まれていくのをぼんやりと見た。

…って事は。

ラーラはずっと見てたって事か…。

そして今頃、エナジーを貪り食ってるんだろうな。

今日のはどんな味だった？

雅子ちゃんの望みを叶えたから、甘かったか？

はぁ、と息をつき、天井に亀裂が広がっていくのを眺める。

『私のために、エッチな夢を見てくれない？』

ラーラと初めて会ったとき、そう言われた。

ラーラの為に。

ラーラが喜んでくれるなら。

いくらでも夢見るから。

崩れていく天井を見ながら、俺は微笑みを浮かべていた。



終わり