先輩と部活
第4章 押し入れの中
さっきまでは吐息と少しだけ喘ぎ声が
聞こえるくらいだったけど
今はもう女の子の喘ぎ声は止まらない
「はあっ…ああっ!せんせっ、もっと…!」
もう私まで心臓バクバクだ
お願い、早く終わって…!
「れなちゃん」
「えっ?」
急に話しかけられてびっくりした
優人先輩の顔を見ると、凄く…辛そうな顔してた
「先輩…?」
「ごめん…ちょっと後ろ向いてて…」
優人先輩はそう言った
何故かは聞かないで、とりあえず後ろを向いた
カチャ…カチャ
後ろで音がする
「あの…先輩…?」
ちらっと後ろを見ようとした時、
後ろから壁ドンをされた
それに驚いた私はまた前を向く
「後ろ…見ないでね」
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