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片目に見える空と君

第4章 ☁︎アレ、何かが…オカシイ…☁︎

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糸醋side
Location:屋上in

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「うへ〜!気持ちぃー!風が気持ちぃ〜」
と、一人身を乗り出し(骨折しているのに)
黄昏ていた
しかし
後ろから


がんっ!!!

と、言う音がして落ちそうになるのを慌てて、耐え、後ろを向いた
そしたら
空が泣きじゃくっていた。

『うぇっ…ふぇっ…ひっ…っく……っ…』
「!?そら?!」
『!!!!????』
『…し、糸醋…ひっく…』
と、所々しゃっくりをしている空
「どうした?何があった?!」
『っっ…な、何でもないの、屋上っ…来ようとしたら、階段で転んでっ……痛すぎて泣いたの…っひっく…』
「…ドジか。大丈夫か?転んで、」
『すごい痛かったけど…大丈夫っ…』
空が笑う

「そうか…?」

俺は空が心から笑ってない、作り笑いなのに気がつき少しもやもやしていた。

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