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片目に見える空と君

第3章 ☁︎手を伸ばせば☁︎

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「私、名前だけに空が大好きなの。空の絵をよく書くんだ。」

『空?』

「うん、曇ったり、雨が降ったり、晴れたり、雪が降ったり、人間の表情みたいなんだ…だから、大好きなの」

『空……確かに、表情みたいだな。』

「うん、でしょ?」

私たちは空を見上げながら色々なことを話したたまに視線を合わせたりして
とても、楽しかった。

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