テキストサイズ

浮気断定社

第3章 突き止める

その様子を見ていた社長が佐和子に話しかける。


「相沢さん、

 浮気どころかあなたのご主人
 男芸者じゃない。
 
 少しでも給料あげて
 あなたに喜んでほしかっただけ
 じゃないの?」


長い指で煙草に火をつけ煙をくゆらす。


「で、どうする?」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ