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浮気断定社

第4章 戦闘準備

施術台から降り
用意されたのはボンテージルック。


こんなのを着るのは初めてだ


「まったく、だらしない体ねエ。

 まあ、しかたないわ。

 これから体を鍛えなさいよ」


鏡に映る体は
お世辞にもボンテージが似合っているとはいえなかった。


さらにタイトなワンピースを着せられ
ヘアメイクを施され
簡易な女王様が出来上がった。


「あのオ

 私が身に着けてきたいやらしい下着は?」


「あ、あれ?

 今日のコンセプトに合わないから
 持って帰りなさい。

 これから旦那との夜に必要でしょ。」


バチッとウインクをされたが

もう何年も体を重ねていない夫との間には
少々刺激が強すぎる気がする。


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