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神様はじめました 二次創作

第1章 悪戯なサンタクロース

私の言葉を聞くと、巴衛は溜め息をついた。

「お前は、本当に馬鹿だな。」

そう言うと、そっと私の頬に触れた。

「俺が、人間の娘に惚れる訳がないだろう。」

「俺には、お前以上に大切なものなんてない。」

巴衛のその一言で、胸が焼き焦がれるように苦しくなる。

そうだ、巴衛はいつだって私のことを考えていてくれた。

馬鹿狐だなんて、思ってごめん。

「ありがとう!!!巴衛!!!」

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