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第1章 箱


「君の…部屋に―――…?」



「はい…

人が一人入る位の箱です…」







私は…

道脇正を…



部屋にいると…自供した…







「彼を―――――…箱に?」





「はい――――…箱に…」



取り調べをしていた警察官が顔を見合せ…


不快な顔をした…





「…どうして彼を?」


「顔が…好きだったんです…

だから…

自分の物にしたかったんです」





私は、好きな物を…
箱にいれる癖があった――…




大事にしたいから…

綺麗に…とっておきたいから




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