闇夜に輝く
第16章 営業後ミーティング
身内同士だからこそ出来る遠慮のないやり取り。
増田さんが一瞬だけ考えたあと、ゆっくりと発言した。
「西野をホール係に降格させる。ただ、担当キャストはそのままだ。営業時の業務だけ、ホール係の仕事をさせる事にする」
「ふーん。俺はあまり関係ないからいいけど、海斗さんがやりづらいんじゃないの?だって海斗さんって今はホール長でしょ?西野さんとはキャリアも違うし」
「それはわかっているが、この世界は能力主義だからな。山田と秋山もこの業界がただ長く続ければ勝手に役職が上がっていくわけじゃないってことをちゃんと理解してくれ」
「はい」 「はい」
急に視線を向けられた山田君と秋山さんは姿勢を正して返事をした。
続けて海斗の方を向く増田さん。
「それから海斗にはホール長兼副主任になってもらいたい。役職手当に関してはキャリアも考えて、ホール長と副主任の間の金額を考えている。だから今は無理に2つの役職を完全にこなす必要はない。足りない所は俺がフォローするから。受けてくれるか?」
「はい。俺は増田さんの判断に従いますよ」
「助かるよ。色々とやりづらいところもあると思うが頑張ってくれ。そのうちに西野、秋山、山田の働きを見て誰かをホール長に格上げし、海斗には副主任になってもらおうと考えている」
「わかりました。よろしくお願いします」
海斗に続き山田君、秋山さんも頭を下げた。
増田さんが一瞬だけ考えたあと、ゆっくりと発言した。
「西野をホール係に降格させる。ただ、担当キャストはそのままだ。営業時の業務だけ、ホール係の仕事をさせる事にする」
「ふーん。俺はあまり関係ないからいいけど、海斗さんがやりづらいんじゃないの?だって海斗さんって今はホール長でしょ?西野さんとはキャリアも違うし」
「それはわかっているが、この世界は能力主義だからな。山田と秋山もこの業界がただ長く続ければ勝手に役職が上がっていくわけじゃないってことをちゃんと理解してくれ」
「はい」 「はい」
急に視線を向けられた山田君と秋山さんは姿勢を正して返事をした。
続けて海斗の方を向く増田さん。
「それから海斗にはホール長兼副主任になってもらいたい。役職手当に関してはキャリアも考えて、ホール長と副主任の間の金額を考えている。だから今は無理に2つの役職を完全にこなす必要はない。足りない所は俺がフォローするから。受けてくれるか?」
「はい。俺は増田さんの判断に従いますよ」
「助かるよ。色々とやりづらいところもあると思うが頑張ってくれ。そのうちに西野、秋山、山田の働きを見て誰かをホール長に格上げし、海斗には副主任になってもらおうと考えている」
「わかりました。よろしくお願いします」
海斗に続き山田君、秋山さんも頭を下げた。