闇夜に輝く
第21章 大バーベキュー大会
※※※※※※
数時間前・・・
家のインターホンが鳴り、若菜がドアスコープから覗くと、サングラスをかけた女性が立っていた。
若菜は急いで、前日に海斗と買いに行った真新しいスマホを手に取る。
慣れない手つきで『洋子さん』と登録していた名前をタップしてその番号にかけながら、またドアスコープを覗く。
するとその女性がスマホを手に取り、指をスライドさせているのが見えた。その数秒後。
「やほー。若菜ちゃん?洋子だよー。着いたよー」
何とも緊張感のない声が電話口に届く。
若菜は緊張した声色で応えた。
「あ、初めまして。今、ドア開けます」
ガチャリと玄関のドアを開けると、カジュアルな格好で頭にサングラスを乗せた抜群のプロポーションの女性が立っていた。
「こんにちわ!お邪魔します!」
「初めまし…、ええっ?」
その見るからにアクティブそうな綺麗なお姉さんは挨拶を交わす間も無く部屋に入って来た。
「あらー。いいお部屋じゃない。もっと汚くしてるのかと期待したけど、そう言えば海斗君は店内掃除の達人だったわ」
そう言って振り返るお姉さんは、若菜を認めると駆け寄って抱きついてきた。ふわりと甘い香水と化粧品の香りが混ざり、色っぽい大人の女性特有の香りに包まれる。
お姉さんは一通り、ぎゅーっとすると両手を若菜の肩に置き、まじまじと顔を見てきた。
「こんにちわ。増田洋子です。ヨロシクね」
「こ、こんにちは。よろしくお願いします」
戸惑いつつも何とか挨拶をした。
数時間前・・・
家のインターホンが鳴り、若菜がドアスコープから覗くと、サングラスをかけた女性が立っていた。
若菜は急いで、前日に海斗と買いに行った真新しいスマホを手に取る。
慣れない手つきで『洋子さん』と登録していた名前をタップしてその番号にかけながら、またドアスコープを覗く。
するとその女性がスマホを手に取り、指をスライドさせているのが見えた。その数秒後。
「やほー。若菜ちゃん?洋子だよー。着いたよー」
何とも緊張感のない声が電話口に届く。
若菜は緊張した声色で応えた。
「あ、初めまして。今、ドア開けます」
ガチャリと玄関のドアを開けると、カジュアルな格好で頭にサングラスを乗せた抜群のプロポーションの女性が立っていた。
「こんにちわ!お邪魔します!」
「初めまし…、ええっ?」
その見るからにアクティブそうな綺麗なお姉さんは挨拶を交わす間も無く部屋に入って来た。
「あらー。いいお部屋じゃない。もっと汚くしてるのかと期待したけど、そう言えば海斗君は店内掃除の達人だったわ」
そう言って振り返るお姉さんは、若菜を認めると駆け寄って抱きついてきた。ふわりと甘い香水と化粧品の香りが混ざり、色っぽい大人の女性特有の香りに包まれる。
お姉さんは一通り、ぎゅーっとすると両手を若菜の肩に置き、まじまじと顔を見てきた。
「こんにちわ。増田洋子です。ヨロシクね」
「こ、こんにちは。よろしくお願いします」
戸惑いつつも何とか挨拶をした。