闇夜に輝く
第25章 爆弾処理マスター
海斗はあまり西野さんの方を見ない様に意識しながらミーティングを始める。
「お疲れさま。あの後よく頑張ったね。ありがとう」
「しんどかったぁ」
杏奈さんは困ったような顔つきでカウンターに顔を乗せてダラける。
「うん。大変だったね。でも凄いじゃん。あのあと気持ち切り換えてしっかり指名客の相手してたし。中々出来る事じゃないと思うよ。で、話したいことって?」
「あんなー、聞きたいことあって。海斗さんって結衣菜の担当やんな。あの子が言うてたんよ。海斗さんは結衣菜のお客さんの事よく覚えてるって。どうやってるん?」
「んー、俺の場合は抱えてる担当キャストが少ないからね。それに必ず場内や指名やボトルとかが入った次の日はキャストにメールするから印象に残りやすいのかな」
「あー、何か結衣菜も言いよったな。こんなマメなボーイは初めてやって。結衣菜もここんとこ頑張りよんのは、海斗さんがそう仕向けてるんか」
「俺はきっかけだけだよ。頑張るかどうかは本人次第だから。だけど、キャストはプライベートを削って勤務時間外も客にメールしたりしてるでしょう?だから俺も勤務中以外にもキャストに対してできることはないのかなって思うんだよ」
杏奈さんはダラけた姿勢のままウーロン茶を飲み、何かを考えている。
「お疲れさま。あの後よく頑張ったね。ありがとう」
「しんどかったぁ」
杏奈さんは困ったような顔つきでカウンターに顔を乗せてダラける。
「うん。大変だったね。でも凄いじゃん。あのあと気持ち切り換えてしっかり指名客の相手してたし。中々出来る事じゃないと思うよ。で、話したいことって?」
「あんなー、聞きたいことあって。海斗さんって結衣菜の担当やんな。あの子が言うてたんよ。海斗さんは結衣菜のお客さんの事よく覚えてるって。どうやってるん?」
「んー、俺の場合は抱えてる担当キャストが少ないからね。それに必ず場内や指名やボトルとかが入った次の日はキャストにメールするから印象に残りやすいのかな」
「あー、何か結衣菜も言いよったな。こんなマメなボーイは初めてやって。結衣菜もここんとこ頑張りよんのは、海斗さんがそう仕向けてるんか」
「俺はきっかけだけだよ。頑張るかどうかは本人次第だから。だけど、キャストはプライベートを削って勤務時間外も客にメールしたりしてるでしょう?だから俺も勤務中以外にもキャストに対してできることはないのかなって思うんだよ」
杏奈さんはダラけた姿勢のままウーロン茶を飲み、何かを考えている。